変人な奴の




「緑間君ってさ、バスケ凄い人だから変人だよね」

「あぁ、まぁ、そうだな。
 真ちゃん変人レベル超えるくらいのおは朝信者だしな」

「でもさ、その変人の相棒やってる和成も相当な変人だよね」
彩花の言葉にふいてしまった高尾。

「はぁ!? 俺まで変人?
 ……あ、でもこの前それ宮地さんにも言われたわ」

「でしょでしょ?
 だから和成も変人ー」

「うわ、ちょ……傷つくわぁ」

「アハハ、良い意味での変人だよ!」

「変人に良い意味もあんのかよ」
高尾は笑いながら言った。


「まぁ、お前もこれから変人の仲間入りにしてやるよ」
高尾は自信満々に言った。
言ってる意味が良く分からない彩花は首をかしげた。


「……好きだぜ? 彩花」
高尾は笑いながら言った。


「……うぇお。
 嘘……でしょ?」

「嘘じゃねーって」

「アハハ、夢じゃないことを祈るわ」

「お? っつーことは?」

「私も変人の仲間入りにしてくださいっ」
彩花は嬉しそうに笑った。




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