親友は異世界人! | ナノ
目的は買い物なんだよね



飲み物を飲んでホッと一息ついてる麗です

さっきまで本来の目的忘れてました。さーせん
でも思い出したんで許してくれると嬉しいなー…なんて


『買い物…行こうか』

「あー…そうだな」

「えー、行っちゃうの?」

『買い物しないといけないからね』


あー、ジロー君には何が目的って言ってなかったもんなー
ていうかジロー君も買い物に来てたんじゃ?
てか、ここに来るのって買い物以外ないじゃん


「あっ!なら一緒に行こうよ!テニスでしょ?俺もテニス道具必要だし!あと、ここ跡部が経営してるから奢ってもらえるようにするC!!」


どう?と言って首を傾げるジロー君
目はキラキラと輝いて見える
かわいいなー、おい。じゃなくて、これは一石二鳥じゃん?
お金使わずに物買えて、ジロー君と一緒にいられる
お金使わなかったら精市君に誉めてもらえるかもしれないし

浮いたお金を使って遊んで、それがバレて精市君に半殺しにされた丸井や切原と同じ轍なんて踏まないよ!
だって私馬鹿じゃないもん


『是非!!』


そりゃ、良いに決まってるじゃないか

その時の私は無駄にキリッとしていたと、後日ジロー君と氷皇にいわれるのであった
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