「そうだな…俺がタワー貸切にできたらそうだな…2週間部活での雑務、プラス秘書、マネージャー、俺に従順であること」 『条件多っ!それただの奴隷じゃん!いーよもう、信じるからさ』 「珍しく頭使って判断してんな」 ケタケタとまるで俺がいつも後先考えないような言い方を… あながち間違ってはいないけれども歯がゆい。すごく歯がゆい。 『畜生…馬鹿にしおって…いつか妖ちゃんの無糖ガム全部噛んでやる』 「地味な嫌がらせだな」 『コーヒーにも砂糖たくさん入れてやる』 「コーヒーの淹れ方も知らねぇ癖に」 『そんなのお茶と同じだろ!』 「なんでコーヒーメーカーがあんのかわかってねぇな」 『泣いてやる!』 「俺がどっか行きゃいいことじゃねぇか」 やっぱりこんな脅し方じゃ駄目だと気づいたら再びテーブルにうな垂れる すると彼がなんとなく嫌がりそうなことを思いつく 『じゃあチューしてやる』 「したら殺す」 『寝てる間にこっそり部屋に入ってあーやらこーや…っぁでっ』 終わる前にどこからだしたのかまたペンが額に命中 今度はものすごい勢いで 「言いたい事はそれだけか、糞変態」 『言い終わってもないのにー』 まぁ銃まで向けられたら黙るからね prevnext |