清ちゃんが帰ったところで未だきゃっきゃ言ってる我がチームの元へ戻る



「愛しの進は帰ったか?」


『なんでそーなんの。友達だってば』



いつものように乾いた笑いを披露すると後ろで息を上げてる賊学のチームに何か企んでそうな顔を向けた



「おうテメーら。 500万円」


ほらほら、と手で煽る


「あぁ!?」


キャプテンのルイ(だっけ)がナイフを取り出して今にも切りかかる体制を構える

だが妖一も負けじといつものマシンガンを取り出して見せびらかす

ほんと、一体どこにしまってるんだろう


普通に危険を感じる相手は青筋を立てつつナイフをしまう


「ご、500万なんて払えるかバーカ!」


「このバイク売れっかな〜 改造しまくってるみてーだけどバラしゃ金になんだろ」


一瞬にして彼らのバイクに目を付け、レンチで解体する用意までできてる

それはさすがに嫌なのかチーム全員そろってバイクだけは勘弁と土下座



「じゃあ当分奴隷」


こうやって人脈を広げていってるんだと納得がいく



だがあまりにも単純な彼らに思わず笑みがこぼれる


「笑うな!」


『はは、めんごめんご。あんたら可愛くてつい』


「あ!?」


血管浮かせて俺の喉元にナイフを突き付けるが、それと同時に彼の頭に銃の口が当てられる



「こいつは俺の秘書だ。手ぇ出したら殺すかんな」


「…カッ」


「ケケケ、こいつウザいけど我慢しろ」


「極限にな。ちゃんと躾けろ」


『俺は犬でもないのでこのまま俺の忍道を通す』


「ほざいてろ」







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