4月30日



「起きろ糞ノロマ」


『なんれぇ…眠い…』


「試合だ」


『またぁ? 性懲りもない…』


早く起きろとの怒鳴り声と共に腹を蹴られ、寝てる間にソファから落ちたことに気づく

シーツに包まったまま床を這う



「何してんだお前」


『芋虫』


「てめぇの脳みそも芋虫の塊なんじゃねぇのか」


歩けないからちゃんと立てと、立つまで俺を蹴り続ける彼

仕方なくのそのそとシーツを被ったまま支度をし始めるが、その前に顔意外をシーツで隠して妖一に視線を送る



「………」


『カオナシ』


「脳なし」





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