「あっ、名前君…!今日急にいなくなっちゃったから心配したんだよ!」


スポーツドリンクを持ってきたまもりちゃんが驚いたような目をして近づいてきた



『あー、まもちゃんごめんね。ちょっとした用事があってさ』


「ま、まもちゃっ…」


なんだかイヤに反応した雷門君

しかも唇千切れるくらい噛んでるよ…何これ殺気なのちょっと怖い


まもりちゃんに目をやると、もしかして雷門はまもりちゃんのコト…大体勘付いた



「授業サボるのもほどほどにしないと駄目よー」


『だから用事だってばー』



笑って返事をすると後ろの殺気が増す

怖いが少し面白い



「いつまでイチャコラしてんだ。練習の邪魔だ」


『ヤキモチー』


「ふざけてねぇで仕事しろ」



仕事といっても皆の練習を見ることくらいしかないんだけどね






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