どうしようかと考える途中にカチャッと冷たいものが頭に突きつけられる 「今の俺の心境を教えてやろうか」 『聞かない方がいいと本能が言っている』 「知るか。俺はてめぇのこの使えねぇ頭に弾を何百発か入れてやりてぇ気分だ」 『ゴメンナサイ』 「もっと謝れ」 声からして本気だから、一応向き直る おお怖い怖い 「お前が自分から行ったら俺が引き取ってる意味がねぇだろ」 『いやぁ、なんか行かなかったら何してでも連れて来させるのかと』 そういうと俺の周りを容赦なく乱発し始めた 「お前は俺をナメすぎだ!!あの糞ドレッド追い払えねぇくれぇならお前を秘書なんかにしてねぇっつんだ!!」 弾が切れるまで好き放題撃ち続ける 『大丈夫、最後までされてない』 「それが問題じゃねぇだろ」 暫くの間お互いを見つめ合う 「…目障りだ。今すぐその痕消せ」 『え、これどうやって消せばいいの…』 「んなことも知らねぇのか」 鼻で笑われるのは決して気分がいいことではないが、ずっと怒った顔をされるのよりかはマシだ いつものように耳を引っ張られながら部室に連れて行かれる ただ、今回違うのは説教されながら、ということだろうか prevnext |