「土下座プラス雑用だ」




『えー!そりゃないよー、ジョークだったんだし』




「ふざけんな!!死ね!!」




今日は朝からテンションが高いです。

十中八九は多分、俺のせいだと思うけど



『だぁってぇ、あんな無防備だとねぇ?』




「帰った時に殺しときゃよかった糞が!!」





―数分前




あれだけ寝てただけあって、二度寝してもそこまで長く寝ないわけだ

今度目を開けた時はもうパッチリと眠気は覚めていた


やけに暖かいなと隣を見てみると、気のせいか俺に寄りかかってる気がする

というか完全に俺の肩に頭のせてるや。



調度相手も目を覚ましたのかゆっくりと顔をあげた

結構距離が短い。正直鼻が掠れ合うくらいに。

俺はどうとも思わないけど、妖一がどうするかに興味がある


俺は何もせず、何も言わないまま彼の行動を観察する


眠たそうにひくひく瞼が動き2、3回とゆっくり瞬きをしてパッと見開く




『プッ…お、はよ。プククッ』




笑いが込み上げてくる俺とは別条に妖一は訳分からないと言うような顔をしていた

珍しく間抜けた顔してる



『起きるついでにおはようのチューとかはどうだぐふっ



いつものどこから出すのか全く分からないマジックマシンガンでぶたれる




「何してんだこの糞変態!!!」



『ジョ、ジョーク』



「カケラも面白くねぇ!!!」




こうして冒頭へ

俺は結構面白いと思ったんだがなぁ

今ではシーツを俺の首に巻いて絞めてる



『照れちゃっ…てねぇ、』



「誰が!!」


そろそろ息が苦しくなったところで妖一は離し、立ち上がった



「ったく、時間を無駄にしやがって…支度だ支度。テメーのことはそれからだ」



イライラしてるのは解るが、イマイチ説得できてない



『顔赤ーい』



「見んな!!!」



近くの小さい椅子を俺に投げてリビングを嵐のごとく去っていった








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