真実の闇
―――――
(うわー白蘭さんがここにいて良いって言った!!
なんだろうー嬉しい…
相当暇なんだな私。)
────ウィーン
『失礼します白蘭様』
(レオ君だ。忙しいなー)
「ん?どうしたのレオ君。
とうとう世話係まで任されちゃった?」
「い…いえ
あの、白蘭様にお仕事の話しで相談が…」
レオ君が言うと
「?賃上げ要求とかやだよ」
『賃上げって…そりゃないですよ』名前がつっこむ
「あ…。名前チャンちょっと長くなりそうだからさ、部屋で待っててくんない?
後でそっち行くからさ♪」
『え…っ?あ、はいわかりました。』
(なんで来るの?
別に白蘭さんが来なくても私がまた行けばいいじゃん?)
疑問を抱きながらも、大事な話を邪魔するわけにもいかない。
早々に退散する名前
──────
「じ…実は一身上の都合でやめさせていただきたく…」
「お
それはびっくり。
君の才能には期待してたのにな──
ホントなかなかできることじゃないよ。第一部隊を退けグロ・キシニアを黒曜に向かわせるように誘導するなんてさ」
「白蘭様…いったい何を…」
そう言いながらも冷や汗を流している。
「もういいから出ておいでよ、レオ君
いや、ボンゴレの霧の守護者かな
六道骸君」
───────
そのころ
『うーん。白蘭サン遅いなー
ま…待ってるわけじゃないけど
レオ君と何話してるんだろ』
名前は、今白蘭達のところで起きてることなど、全くわからないだろう