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無駄な好奇心
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白蘭さんからミルフィオーレこの基地にいる人物の名前や顔写真などが書かれたものを見せてもらった

暇だったからだいたいは覚えた。



『ふう…。』バサッと置いてまたベッドに横たわる。

(こんなの見せてくれるってことは、部屋から出て良いってことかな)




そういえば学校はどうするんだ。


私10年バズーカとかっていうやつで未来に来たみたいだし。


後はここはイタリアでマフィアだということも教えられた。


(意味わかんない。いつの間にイタリア来た?気絶してた時だよね…)




並盛中…転校してきたばかりなのにー
友達になったツナ達どうしてるかな。


と考えていたらいつの間にか日も沈んでいた。




レオくんが食事も持ってきてくれる。

『やっぱり部屋出てみようかな』





そうだなー白蘭さんの部屋にでも行ってみよう。

『よし!そうと決まればっ』

でも…覗くだけ。





そう思い立ち、スタスタと歩き出した。



(えと…ここだよね。明らかに
他と全然違うし。)


ドアの前に立ったら自動に開いた。



『げっ…』

これじゃあこっそり見るとか無理じゃん!やっぱりバレる前に帰ろうかなー。

と思った名前だったが、そこには誰もいなかった。



『あ…あれ?』


(どこいったんだろ
暇だし探してみよう。)





そしてまた名前は歩きだした。




10分くらい歩き回っていると、ある扉の向こうから白蘭さんの声がする。

何喋ってるかは全く聞こえない。
会議でもしているのだろうか…

『ちょっとした…好奇心だもん。見るくらい良いよねっ』どうせ自分には理解出来ないだろうし。と言い聞かせて扉の隙間をあけて、耳をすませた。




────この時代にタイムトラベルなど…

「正チャンが膨大な時間をかけて研究頑張ってくれたから出来たんだけどね」



───「十年バズーカ!?バカな!!あれはあくまで架空の兵器のはず!!」



名前は十年バズーカという単語を聞いたことで、気になり隙間から覗いた。


そこには長いテーブルに白蘭や回線で映像になっている人もいる。


(なにやってるんだろ…いくら暇とはいえ、覗きは悪いよね)




まあーあと少し!


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