龍神様と花嫁葛籠:あとがき




ちょっとした補足

一騎は生まれた時から人外のものを惹きつけてしまっていたので幼少期から隔離され、人と極端に接する機会が少ない分ちょっと幼い精神状態で育っています。
また、数百年間に渡りなみいる美女の生贄を受け取らない龍神様にいつか捧げる「神の愛でし子」としてずっと「お前は大きくなったら神様のところにお嫁に行くんだよ」と言い聞かされ教育されてきたので、「花嫁」である事に対して何の疑問も無ければ完全に受け入れちゃってほわほわ生きてるゆるふわ天使です(笑)
この後、どうにか人の世に帰してやれないかと慈悲深い総士(神様)VS帰らないと言って譲らず、総士への恋に目覚めちゃう一騎(花嫁)でイチャイチャ痴話喧嘩と言うか、一騎による「総士のお嫁さんにして!」攻撃が発動。
居座り続ける内に徐々にお互い好きあってベタ惚れになり、絆された結果に神嫁として輪廻から外れて総士の眷属になったり、知識的にも幼い一騎がお嫁さんになったは良いけど初夜を迎えるまでにひと波瀾あったり、そんな可愛いくて魅力的過ぎる嫁が他の神や悪霊悪鬼に目を付けられ攫われかけたり、なんだかんだ総士様の気苦労が耐えないけども「汚い手で一騎に触れるな、コレは僕の花嫁だ」って独占欲あらわに無双する展開まで考えつきましたが力尽きたので多分続きません(笑)

元々140文字の方で、生贄として花嫁衣装で葛籠に入れられ神様(総士)に捧げられる一騎めっちゃ美味しい!テンプレな神嫁モノや生贄モノで総×一ちゃん萌える!って書きはじめたら思いの他和風パロが楽しくなってしまい、文字数ぶっちぎってしまったので小話になりました。
もっと生贄モノの醍醐味である悲壮感と言うか、皆のために仕方なく自分の身を犠牲にして捧げられる感を出しても良かったんですが、今だに「エグゾのラストがアレなんだから、妄想位頭ゆるふわな甘いイチャな総×一ちゃんを精製するのが私の使命だし!」と、勝手に妙な使命を抱いた結果として【望んでもないのに一方的に生贄捧げられちゃう系神様×自分の境遇に一切悲壮感がなく無邪気に娶られに来ちゃった系花嫁】と言った図式に相成りましたf^_^;

いかがだったでしょうか?相変わらずとっ散らかした妄想文章ですが楽しんで頂けたら幸いです。



Lio




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