sit in the sun | ナノ
04-2
ま、まさか・・・!
いやいやいや、そんな都合の良いことがあるわけ・・・
「おおお、あったよ良い場所。」
散策に出てわずか10分、平塚映、お昼寝にとても良い場所を見つけてしまいました。
いいいいいのか!?
こんなにあっさり見つけていいのか!?
はっ!
どっきり!?
どっきりですか!
スミマセン素直に喜べない子で!
「落ち着け、まず落ち着け自分。」
テニスコートの裏から少し離れた場所。
一見すると、ただの茂みにしか見えない何でも無い場所。だけど、
「茂みを抜けたら別世界でした、みたいな?」
下には綺麗に刈りそろえられた芝。
奥には大きな木が一本。
そしてその木の根元近くには、ベンチが1つ。
うわ、まさにこれ昼寝用のベンチじゃん!
てかなんでこんなとこにベンチ置いてるの。
うーん、なんか良く分からないけど、さすが氷帝!意味不明だ!
ま、そこらへんは良いとして。
今日からここが、私の癒しの場!
決定!
毎日お昼寝しにこよーっと!えへへ。
♪♪〜♪〜♪
上機嫌な私は、鼻歌を歌ってた。ほんとは口笛が良かったんだけど、私吹けないんだよ。悪いか。
♪〜♪〜♪〜
後ろに人が近づいているのにも気がつかずに。
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