sit in the sun | ナノ

27-4


「それではこれから青春学園対山吹の決勝戦を行う。」

とうとうやって来た決勝戦。
あ、ちなみにお昼は樺地がお弁当ささっと横から用意してくれました。
やっぱり樺地は優しいなぁ。
見せびらかすようにお弁当食べてた跡部とは大違いだ!

「よっしゃ!お腹もいっぱいになった事ですし、耳の穴かっ穿じって試合見るぜ!」
「見るのに耳はほじらなくて良いよ思うよ〜。」
「・・・うん。」
「うん。」

えー、まずはダブルス2の試合か。

「2-0、山吹リード!」

さすが全国レベルの山吹のダブルス。さっそく青学との差をどんどん広げていく。

「やっぱりダブルス強いね、山吹は・・・って、寝てるし。」

隣を見ると、ジローが気持ちよさそうに寝ていた。
ちなみに跡部は興味ねぇと言って樺地とどっか行ってしまって居ない。

「・・・これは、山吹の勝ちかな。」

結局その後も試合がひっくり返る事はなく、ダブルス2は6-3で山吹が勝った。
だがその後のダブルス1、シングルス3は粘り強い試合をした青学が勝ちをもぎ取った。
次は・・・

「シングルス2の選手、前へ!」






仁と越前君の試合が始まった。






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