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◆はっけよい世界観
舞台は人口約80億人の現代社会。その80億人のうち、約8億人は人間とは違う別の存在であることが明らかになった。
その8億人は現在は「擬人」「獣人」の二つに分けられている。擬人と獣人は人間と別物と考えられているが人間と擬人は外見的区別付かないため実質的に人間、擬人と獣人とで区別される事が多い。
擬人は現代社会においても幅広い活動が見られ、とある国会議員やTVタレントが擬人だったケースも少なくない。
また、最近では新たに「神人」「天人」の存在も確認された。

・人間
危険度:極小
ヒト。先天的に特化した能力は持っていないが後天的に技術を伸ばせばそれがスキルとなり能力になる場合もある。
筋力を鍛えれば力持ちになり、知識を増やせば賢くなり、楽器を練習すればそれをいとも簡単に弾き始める。その程度のスキルである。

・擬人
危険度:小〜大
獣と人間との混種。今まで人間の姿をした種類の違う個体の存在はあり得ないとされていたが、ここ60年前あたりから表向きに発表された言わば"新種"。
それぞれの個体の血筋の中に獣が混ざった為に生まれた種族とされているが、その詳細はまだ明らかになっていない。
見かけは人間とほぼ変わらないが、個体によってそれぞれ先天的な能力を持っている 。
(先天的な能力→pkmnで言う技、特性 )
他は人間と全く同じで、同じ様に言語を使い、道具を使い、メディアなどで情報を得る。
擬人が人間に先天的な能力を使うことは法律において極刑にあたるため、いざ戦闘に場合でも相手が擬人であると確信した上で能力を発揮する事が決められている。
人間と身姿が同じなため、それを良いことに獣人を差別する擬人も稀にいる。
寿命は人間と同様に80歳前後程度。

・獣人
危険度:極大
人間の姿に原型のパーツが残っている擬人。擬人とは違い見た目から「人と獣の混種」である事が分かってしまうため、偏見の対象になる場合が多い。
獣人が生まれる理由としては遺伝的な理由と突然変異が上げられる。突然変異の場合、両親や兄弟が擬人でも自分だけ獣人と言うケースが確認されている。
擬人よりも獣の血が濃いため、擬人よりも獣の力を発揮できる。しかし本能的行動の制御が擬人よりも劣るため、時たま獣の血による「暴走」が起こる。
また、人間や擬人よりも長寿である。

・神人
危険度:不明
ここ10年あたりから新たに明らかになった種族。信仰の対象が具現化した姿で各地の神社や寺、教会に出没する。
言わば神様であるため、豊作を一気に齎したり経済を成長させたり、その反面災害を起こしたりと非科学的な事をいとも容易く行う。
神人特有の能力もあり寿命も極めて長く、復活する場合もある。
例外もいるが大半の神人の身体は信仰を元に生きており、人々からの信仰がある限りその命は無限である。
逆を言うと神人の存在は人々からの信仰無くしてはあり得ない。つまり信仰が無くなった場合、神人の体は消滅する。しかし信仰が復活した場合は身体も復活する。
そのため自身の体を保つ為に、神人はそれぞれ巫女や巫覡を側に付けている事がほとんどである。側近である巫女や巫覡は布教や神人が構える神社の管理を任されている。
また、擬人の誕生には神人が深く関わっているとされている。

・天人
危険度:不明
神人と同時に明らかになった存在。"上の世界"から来た人々とされており、表向きでは月から来たと言われている。
地上の様子を観測しては上界に知らせていると言われているが詳しい事は不明。神人達と密接な関わりを持っており、神人と同じ様な力を持っているとされている。
言わば観測者的存在であるため自身の正体を隠していることが多く、他の種族よりも存在の確認が明確になっていない。


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