アイラブユー

俺はこの人が好きだ。
ふわふわしてて、小さくて。
可愛い。
つい、抱きしめてしまいたくなる



「世良さん、」

「ん?なーに椿、」

振り向いた時に見える笑顔とか、花が回りに咲くみたいに愛らしく感じて…年上なんかに見えない

我慢出来なくて
つい、抱きしめてみる

「わ…っ、」

いい匂いする。温かい
つい、綺麗なうなじをかぷりと噛んでみた

「ん、っ…」

小さい喘ぎが興奮を燻る。
もっと聞きたい。

「つばき、…調子のんな」

振り向いた世良さんに唇を食べられた。
かと思えば唇を放して、
啄むようにキスを繰り返す。
重なり合う世良さんの唇は柔らかくて、ずっとキスをしていたくなる

「んっ、世良さ…っ」

「っ、んー…」

「ん、ぷは…っ、椿…、もっと気持ちいいこと、する?」

頬をほんのり紅く染めた世良さんはとても可愛くて、
美味しそうだった









―――…、


「あ、っ…ん、」

「っ、せ、ら…さ…」

所詮、自身を擦り合わせるだけ、なのに、凄い感じた
目の前にいる世良さんは顔が真っ赤で綺麗な目からはポロポロ涙が溢れ出ていて止まらない。
勿体ないと思い自分の舌で世良さんの目尻を舐める
擽ったいと世良さんは身を竦めたけどお構いなしに舐めてたら自然と世良さんは笑顔になった

「つ、ばき…っくすぐったい…」

「でも、なんか勿体なくて、つい」

今度は唇を舐めてみる。
ちょっと塩辛い。けど甘い
世良さんの味だ。

「世良さん、好き」

「俺も椿好き、」

にっこりと照れ臭く笑う世良さんはやっぱり可愛くて
その美味しい唇に再びキスをした

end.



*あとがき
あれ、バキセラバキって美味しい(^p^)自分で書いてて思いました。ゆりゆりにゃんにゃんて難しいですね。内田さまリクエストありがとうございました!短くなってしまい申し訳ございません〜!(土下座)

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