騙され上手
「っぎゃーーーー!何すんですか!やめてくださいッ!!」
「固い事言うなってー」
「今の内に着せろー!」
ただ今変態二人(ガミさんとタンさん)に服を脱がされ中な世良。近々ある宴会に向けてコスプレをしようと言い出した石神にETUメンバーはかなり嫌なそうな顔をしたが、丹波や夏木の好奇心にやられてしまい渋々付き合うことになってしまった。一人目犠牲者、世良
「や、っ!やだぁああ!」
「往生際悪いぞ!世良!」
「そんな事言っても皆後で着るんだからさぁ…」
それでも嫌なものは嫌で、抵抗を見せる世良。そこで考えた末に言い出した石神の言葉は
「堺さん」
「っ!?」
ビクリと一瞬体が震えて、突如、石神の口から出された恋人の名前に抵抗を止めた。
「堺さんさー、こういう服好きって言ってたなー」
「…っ、も、もう騙されないっス!!堺さんはそんな趣味無いって言ってました!」
「セーラー服でしょ?セーラーは堺の管轄外だからさ!でも!メイドとかこっち経由はかなり好きなんだよ?」
と嘘をスラスラ言い出す丹波にそうなのかと思ってしまう世良。何回もこの二人に騙されているというのについ信じてしまう世良は本当に馬鹿な子である
「ホント、っスか?」
「ああ、勿論」
(ホント騙されやすいな世良、)
「じゃあ着るっス!」
目をキラキラしながらゴスロリの服を持っていた石神の手をがしりと掴んで石神を尊敬の眼差しで見ていた
…ガチャリ
「あっ、堺さん!」
「……、なにやってんだ世良」
着替えが終わり石神と丹波か堺を呼んでくると部屋を出て数分後、待ちに待った恋人がやって来て世良のテンションはかなり上がっていた
「似合うっスか!?」
「…、まぁ悪くは無いが…」
言葉を濁す堺に疑問はあったが気にせずに堺の腰回りに抱き着く世良。
「興奮しますか?」
「は?」
「あれ、?だって堺さん…ゴスロリ好きなんじゃ…?え、?」
「また騙されたのか」
堺の言葉にショックと悲しみを覚えて半泣き状態の世良の頭を優しく撫でる恋人に愛しさを感じて掴んでいた力をぎゅっと強めた
「堺さぁーん…っ、」
「…勿体ないならヤるか?」
「へ…?」
予想外の言葉に驚愕したが久しぶりに堺とヤれると思うと世良も興奮してきて了承の合図と共に唇を重ねた
「ん…っ!、は、ァ!」
服を脱がす時に最初は脱がしづらいと堺に文句を言われたが紐を一本一本丁寧に解かれたが全部脱ぐのは勿体ない気がすると堺に言われて世良が纏っている服は上は首にリボンが結ばれていて中の白いシャツはボタンが中途半端に五個程空いていて世良の乳首が見えていた。
「や、堺さ、見ないでぇ…っ」
「下着も女物だとは予想外だったな」
女物の下着のせいでぎりぎり含まれていた世良の自身は堺の愛撫のお陰で激しく主張をしていて下着はパンパンに膨れ上がっていた
「だって、ガミさんが…堺さんはこういうのも好き…って…」
またしても石神の策略に騙されてしまった可愛い恋人に呆れてしまうが、堺自身は世良が堺はそういう趣味があると思っているかが心配でならなかった
「ひぁ!…ぁ、やッ…堺さ…そこ…、だめぇ…っ!!」
下着の間から固く閉じていた世良の秘部に指を這わせ一本捩込ませ慣れてきたところで指を二本に増やして世良の弱い所ばかりを攻め立てた
「やぁあ!、あっ!だめ!…スカート汚れちゃうう…っ!」
瞬間世良の体がびくびくと痙攣し黒色が多かったビラビラのスカートは世良が出した精液のせいで白く汚れた
「は、ァ…汚しちゃった…、ん…ッ」
「次は俺の番だよな」
「まっ、!堺さん!まって…っ!んぅううう!」
世良の返事も聞かずに指とはまるで質量が違う堺の自身をズプリと世良の小さな孔に突き入れた
「んッ!、ふ、…さかい…さ!俺、壊れ、ちゃう…っ」
「壊れちまえ…っ、」
グチュリと卑猥な音を立てて再び世良は果てたが堺はまだ一度もイってなかった
「だめ、だめ…っ、やっ、あ、あ…!怖い…さかいさ、んっ」
「大丈夫だ、世良」
二回しか達してないにも関わらず世良の体は快感の波が何度も体に押し寄せてくる
「ひ、…っ、ぁ!」
「ほら、一緒にイくぞ」
「や、ぁ!やだ、…―――ッ!」
びゅくりと中に出された欲に更に快楽が押し寄せて体が蕩けそうな幻覚に捕われて世良は意識を手放した
セックスが終えた後、堺は意識のない世良の額にキスをして似合っていた服を脱がし処理が終えた後、疲れた恋人をベッドに寝かし世良が着ていた服についてしまった精液の汚れを落とす仕事をしていた
(俺って世良が着てるものにはなんでも興奮すんのか?)
end.
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