甘い
今日は可愛い可愛い僕の忠犬ザッキーについての24時間密着リポートをしてあげよう。勿論、夜の情事中のザッキーは見せてあげないけどね!え?なんでって?そんなの決まってるじゃないか!皆ザッキーの乱れてる格好や嬌声を聴いてしまったら鼻血がでて後始末に困るじゃないか。これで理解は出来たね?では、朝から行くよ?
「ん、む……、」
「やぁ、ザッキーおはよう」
「…、なんで朝からあんたの顔を見なきゃいけないんスか。不法侵入で訴えます」
いきなり可愛くない。いや、可愛いよ。勿論可愛いよ。ほら、ザッキーって子供の時からツンデレぽかったし訴えられてないなら別にいいよ。
「ホラ、早く練習にいくよ?」
「は?なんで王子が俺の面倒みてんスか?怖いんスけど」
不安がってるザッキーも確かに可愛いけど僕的には泣き顔が1番可愛いと思うんだよね。泣きながら懇願されるとつい意地悪したくなるっていうか…
「…なに妄想してんスか。準備するんで俺の上から下りてください」
「ごめんよザッキー、君が可愛すぎて僕は我慢できないようだよ。ということで、今日は練習を休んで僕と愛を育もうじゃないか!」
その嫌そうな顔、溜め息して諦めた様に肩を下ろす仕種っていったら、どうぞ食べてくださいって言っているようで我慢できない僕はザッキーの唇を塞ぐ事にした
「…っ、ふ、王子!」
「なんだい遼、声を我慢しなくてもいいんだよ?」
執拗に体にキスマークを付けすぎていい加減怒られるかなと思ったけど僕の愛撫にザッキーは何も考えられないくらい感じてるらしいね。朝セックスなんて久しぶりだし体が言う事をきかないだろうからね。朝にヤってしまった方がザッキーにあまり抵抗されないから(寧ろザッキーは朝方は体が怠いらしいから体を預けてくる)凄くヤりやすい
「今日は一回で終わらしてください。」
練習あるんで、と言われた時にはサッカーに関しては真面目なザッキー、対して僕は今日は絶対ザッキーが気絶するまでヤってやろうと思った。
(サッカーごときでザッキーを独占するなんて、狡いよ)
「努力するよ」
そう言って約束する気もないくせにザッキーの額にキスをした
「努力する気ないくせに」
「アハハ、そんな事ないよ」
「ん、…っんん、ふ」
生意気な口を塞いで片手は遼の手を握ってもう片方は遼の背中へと滑らせ固く閉じた穴をこじ開けるかの様に指を一本挿し入れた。
「ん、っ」
「痛い?」
「大丈夫っス」
ようやく慣れてきたアナルにもう二本増やしてさらに広げる。だってちゃんと広げないと僕の入ってくれないし。ぐちゅぐちゅと卑猥な音を出しながら奥の方にある前立腺に触れれば遼の体がびくりと震え、遼の自身の先端からは蜜がびゅくっと溢れた。軽くイっちゃったかな?
「…っん、く…ぁ」
声を押し殺す遼はとても魅力的でなんというかとても僕を欲情させてくれる。
「遼、入れても大丈夫?」
「そ、…な事…っ、いちいちきくな!」
「そうだね、じゃ、入れるよ」
指とは明らかに違う圧迫感に息を止める遼に酸素を送り込むかのようにキスをする。
「は、…ふっ…」
「息しないと痛いよ?」
「あ、っ…ぅあ…、」
ひくりと遼の中が動く、動いていいのかな?腰を揺らすとぎゅうっと僕の服を握る遼に愛しさを募らせ再び律動を始める。
「んん、…っ、あ…おう、じ!!ふ、…イ、く…!」
「うん、イって。遼」
「ん、!、んん゛ー…っ!」
遼がイってその締め付けに耐えられず僕も遼の中に大量の精液を出してしまった。後で怒られるかな?、まぁ、この後一緒にお風呂に入ればなんともないよね?中途半端で悪いけど、また今度ザッキーの一日をリポートしてあげるから楽しみに待っているといいよ。じゃ、僕は寂しいけどザッキーの中の精液を取り出す作業があるからまたね、
(王子!どうしてくれるんスか!練習出来なかったじゃないスか!)
(ごめんよ、ザッキー。謝罪の意味を込めて僕の体でお礼するよ)
(そういうことを言ってるんじゃないっス!ああ!もう!!)
(ザッキーの慌て姿もなかなか)
(うるさい!)
end.
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