新発見?

東京の某所でそれは起こった。真昼間の出来事。色気のない大声は部屋中に響き渡ったという。

「な、…っ!なにしてるんすかぁあああぁぁあああ!!」

世良恭平22才、FW。朝目覚めたときに目を擦り肌寒いと感じ自分の服装をみたらセーラー服。そしてベッドの隣にいる丹波と石神が自分のスウェットを持っていた。明らかに着替えさせたのはこの二人だとして…なんで、自分がこんな目に合わなきゃいけないのだと世良は半泣き状態だった

「丹さーん、ガミさーん…す、スウェットを返してくださいよー…、俺風邪ひくっス!」

「だーめ!俺達が何の為にお前を着替えさせたと思うんだよ!」

と、丹波。そんな事言われても今だ状況を理解出来ない世良にとっては迷惑としかならない事に気付いていない堺さんと同じ年代の丹波に世良は若干溜め息が出そうになった。とりあえず早く着替えたいんだけどなぁ…、

「世良、さぁ!行くぞ!!」

「ぎぇえあああああ!何するんスか!!降ろしてくださいー!!」

そして、石神に俵担ぎをされた世良は無駄な抵抗改め本人は真剣に抵抗をしたものの、10センチも差がある石神に敵う筈もなく。無惨にもベテラン二人組にある場所へと連れていかれた。そのある場所とは、

「堺さんの、家…?」

「ピンポーン!」

「いやー、最近色々なんかあったみたいでね?元気ないからさ!恋人の女装みれば元気出るかなぁと思って…ってことで!行ってこい!世良ぁあああああ!」

「いぎゃあああ!」

名前を呼ばれた後に扉を開けられ、いきなり吹っ飛ばされた!適当すぎー!わー!壁にぶっかるー!と、思ってたのに、あれ、ぶつからない。そして温かい感触に気が付いた。

「堺さん!」

「…、」

そういえば、堺さんて元気なかったんだっけ…、よし!いつもお世話になっている堺さんにお礼しなきゃ!

「あの…!」

「なんでお前女装してんの?」

しかもセーラー。なんて言葉聞きたくなかったぁあああ!いつも堺さんについて考えている残念な世良の頭の中は一息すると悩みなんて消えてしまうのだ。世良にとっては堺が何よりも誰よりも大切。その堺が元気ないと聞いて自分が女装してるなんて微塵も気にしていなかった。

「なんか、タンさんとガミさんが最近、堺さん元気ないから…ってセーラー服寝てる間に着せられてたっス…」

「なるほど、残念ながら世良、俺は普通に元気だ。あいつらの事だから俺のリアクションを楽しみにしていたんだろうが、はっ!俺が世良の女装見た位でオーバーリアクション見れるとでも思ったか!馬鹿め!!」

「堺さん!鼻血!!」

たっぷりと世良の女装を堪能した堺、健全に過ごしてきた彼にとっては恋人の女装は悩殺的だったと言える。なんといっても世良の生足、普段も短パンで過ごしている世良を見てはいるが、今回はスカートていったチラリズムが堪らない。

「…、とりあえず、部屋入れ」

「…はい、」

それから昼ご飯を食べ満腹になった所で睡魔がやってくる。眠いけど、堺さん家だから寝れない。と思いつつ、いつの間にか寝ている世良を寝室に連れていき、そのまま寝かしていた。

























「ん、…」

暗い。けど、頭の中を整理させて気が付いた。そのまま寝ちゃったんだ。てことは、堺さんが俺をここまで運んでくれたんだ!

「えへへ、」

「キモい、何ニヤニヤしてんだ」

「!、堺さん!」

キモいという一言は置いといて堺さんの登場に自然とテンションが上がる。

「ま、いいけどよ、もう11時だけど帰るか?泊まるか?」

「泊まるっス!」

解答の早さに多少驚きながらも分かっていたかの様に夕飯は出来ていた。夕飯を食べ、お酒も飲んでいた。

「しゃかいさーん…っ、寝ますぅー…」

「ああ、分かった。」

肩を貸し飲み過ぎてフラフラな世良を再び寝室に戻した時、いきなり首に手を回され引っ張られキスをされた

「んー…っ」

「っ、世良…!」

このままでは理性がヤバイと察した堺は世良から離れようとしたが肝心の世良がなかなか離れない。

「やぁー!離れちゃやですよ!堺さん!ヤりましょー!」

「お前、明日練習…」

「らいじょーぶですから!ヤりましょうよー!」

時々世良は頑固になる。つまらない所で意地を張り、こうなると自分が何を言っても世良はいうことを利かないと付き合った中で学習はしていた堺は世良を抱くことにした

(泣いても絶対やめねぇ)


















「んく!、あ!…っ気持ち、い…堺さんの指、ぁう!」

「世良、そろそろ入れるぞ」

三本の指を引き抜かれピトリと世良の小さい穴に堺の自身が当てられる。世良のアナルは堺に散々ぐちゃぐちゃにされたおかげで中が生きている様にひくついていた。ズプリと先端を入り込ませて徐々に狭い壁を押し切って入ってくる圧迫感に初めてじゃないのにいつまでも慣れない感覚に声があがる

「んん゛んん…!っ」

「動くぞ、世良」

返事も聞かずに律動を開始する堺に世良はただ声をあげる事しか出来なかった。中の堺の自身が前立腺を掠める度にびくびくして、イってしまいそうになるのを我慢する

「ひあ!、んぅうう!っあ!、堺さ、…そこばっか、り…、イっちゃ…!!」

「まだイくなよ世良。」

イきそうな時に堺に自身を掴まれ既に生理的涙が世良の頬を伝っていた。イきたいイきたいイきたい!!世良の自身張り詰めていたがイくことを許さはない堺に対して世良はもっと涙が出そうだった

「堺さ、あ、ひ…っ!んくぅ…!」

「ホラ、イけよ世良」

いきなり手を離され最奥を突かれその衝動で勢いよく射精した。世良がイった時のキツイくらいの締め付けで堺も世良の中に射精した。

「ひぁああああ!!」

中に出された熱さを感じと再び世良は射精し、気絶した。













朝、

(堺さんは女装してたら意地悪でした!)

(ふーん、堺くんにそんな趣味があったなんて聡怖いわぁ!)

(きゃー、こわぁい!)

(うるせぇええ!世良はともかく何でお前らが俺の家にいんだよ!出てけ!!)


end.

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