兎が好きなのは人参です
突然ですが、うさ耳生えました。
「え、…なにこれ」
みょんっと自分の頭に生えている耳を引っ張ってみる。うん、くすぐったいし、強く引っ張ったら痛みも感じる。どうしたものか。せめて猫耳だったら帽子で隠せたかもしれないのに、うさ耳は規模がデカすぎた。帽子で隠せない…。どうしよう、とりあえずガミさんに電話しよう。あの人ならなんか知ってそうだし。堺さんに相談したら馬鹿だろって言われて終わりそうだしなぁ。病院に行っても先生に実験体にされそうで怖いし…カチカチ携帯を動かして電話帳からガミさんを見つけだして電話をかける。プルル…って音が鳴った後にガミさんの声が聞こえた
『なーにぃ世良、朝から』
「あ、おはよう、ございます…あの、兎の耳って人間に生えませんよね、?」
『………は?なに?』
明らかに意味が分からないというように聞き返してくるガミさん。そりゃそうだよ。人間に兎の耳なんて生える筈ないなんて常識的に考えてあるわけがないのだ。でも実際生えてしまったものは仕方ないわけで…どうしたら良いのか分からずそのままガミさんに相談することにした。
「うさ耳生えたんス」
『……、』
返事なし、でも実際生えてるし痛覚もあるから、状況を伝えることにした。朝起きて顔を洗おうとしたら鏡にうさ耳が見えて顔を上げたら自分の頭にうさ耳生えていた。などと詳しくは説明したけど、珍しく現実を受け入れられないようでガミさんは、今から俺の家に来るらしい。たまたま今日はオフだったから良かったけど、オフじゃなかったら丹さんにからかわれていたろうなと悶々と考えいたら既に10分程経っていたようでガミさんがやってきた
「世良?」
「ガミさん…!」
「…、本物なの?これ、」
ぐにっと耳を引っ張られてびくりとする。んーっ、ガミさんに耳を引っ張られたら何か変な感じ。痛いような、気持ちいような…、
「ん…、ガミさ…っ、止めてくださ、いっ!」
「ん?何やらしい声だしてんだ世良」
更に耳をぐにぐにされて気持ちくなってくる。これ、やばい…!
「あ、ぅ…だ、めっ、…ス」
「発情期の兎じゃないんだから」
かぷりと耳をガミさんに噛まれて自身が徐々に勃ち上がるのを感じで股間を隠そうとしたけどガミさんにバレて手を止められる。
「耳噛まれて勃つとか変態だね」
「あ、ガミ、…っさん、っふぁ!、やぁ!」
「そんな変態なお前にガミさんが良い物やるよ。喜べよ世良」
言われてゾクゾクしてしまった俺はとことん変態だと思うけど、でも迫りくる快楽の波に呑まれてどうすることもできないまま、ガミさんに放置されてガミさんが戻って来たけどガミさんの手には人参、ミニトマト、キュウリ…凄く嫌な予感がするのは俺だけなのかな
「世良は好き?野菜。」
ガミさんの笑顔の裏にある企みが分かる俺って…知りたくないのに…ついてないなぁ…多分俺が食いたいって言ったら入れられんだろうなぁ
「嫌い、っス」
「またまたぁ〜、嘘言うなよ、世良。食べたいだろ?」
「ぎゃああぁああ!やめてください!俺に拒否権はないんスか!?」
「え、ないけど…あると思った?」
暗転、
「あ…っん、くぅ…!!ひ、っ!ぁ、あ…っ!!」
「おいしーい?世良、」
「あ、ぅ…う゛…っ!は、おいしく、な…っい、スっ、んん゛!」
ズポズポとキュウリを俺の孔に抜き差しするガミさん、正直いってキュウリのゴツゴツ?で内壁を摩られるのは凄く気持ちいい、けど!こんなので感じてる自分が嫌!やだ!野菜でイくなんてもっと無理!
「アハハ、キュウリじゃ足りなかったか?んー、じゃ、うさ耳だから人参も入れてみる?」
「へ?、はぅ!、ぁ、!やぁあ!ガミさ!無理!あんん゛…っ!や、だ、めっス…ん゛ぅ!!」
キュウリを入れられたまんま人参をぐりっと奥に入れられて中がぱんぱんになる。それで抜き差しされるから堪らない。イく寸前でガミさんにキュウリも人参も抜かれる。
「んっ…、な、んで?」
「だって、これじゃあさ、世良ばっか気持ち良くて俺気持ち良くないでしょ?」
何て言いながらミニトマトを一個ずつ俺の中に入れ出した。本当に何がしたいんスかこの人!!!
「ひ…っ、なん、こ…入れ…っる気…っス、か!!」
「んー、あ、こんなもんかな。意識飛ばさないでね世良」
「は?、な、っ…!?」
(もしや、この人…っ!)
「無理っスよ!!てかヤです!!!んむ…っ!」
うるさいとばかりにキスをされて直ぐに口を離される。良いよね?なんて言われてまたキスされて中にミニトマトが入ったまんまガミさんの自身を入れられてしまった
「ん゛むぅううっ!!ん゛ーっ!」
ぶちゅぶちゅと中でトマトが潰れるのを感じてイった。既に頭はスパーク状態。ガミさんは中でトマトが入ってるのも気にしないで抜き差しを繰り返して、こういうのやってみたかったんだよね、って一言だけ。やってみたかったって!酷すぎる。そして俺の中に欲を吐き出して自身をズルリと抜いた。ガミさんの自身が抜けて収まりきらなかった精液がトマトの液体と混ざってピンク色をして出てきた。
「あはは、やらしいね。」
「っん、おこり…ま、すっ、よ!はっ、はぁ…んく!」
その後もなんだかんだ言ってガミさんの変態プレイに呑まれていく俺でした。もうガミさんは絶対家に呼ばない!
end.
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