唇を離し放たれた白濁をそのまま喉に流し込んで、ペロリと一舐めする。それを視界の端で見つけたのか、恭弥は眼を細め俺を睨みつけた。



「…そんなもの、飲むな」


「俺の勝手だ。…ゴチソウサマ」


「悪趣味…」


「このまま抱くのなら飲まないが…今日はもう良い」


「、」



テーブルの上に有ったティッシュで軽く後始末をし、俺は再度ソファに身体を沈み込ませる。(ズボンを上げようとしたら自分で出来ると睨まれた)
再び襲ってきた眠気に今度こそ素直に従おうか。



「おやすみ、恭弥」



視線は痛かったが眠れない程でも無いのでそのまま意識は沈み。



「…おやすみ。」





意識の端で、恭弥が頭を撫でた気がする様に思えた。
柔らかいぬくもりに完全に意識は落ちる。








起きたらとりあえず、落ちた眼鏡が壊れていないか確認しよう。











fin.





→懺悔




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