「感じ易いんだな、恭弥は」


「誰が……っ!、は」


「もっと感じさせてやろうか」


「あ……?」



一旦花芯を離してズボンと下着に手をかけ一気に膝の辺りまでずり下ろす。半ば呆然と見つめる恭弥を尻目に、俺は床に膝を付き屈み込んで。



「んぁっ……!」



恭弥自身をくわえこんだ。
既に先走りが先端からトロトロ溢れ、口内に僅かな苦味が広がる。
上下に頭を振り時折先端をつつく様に舐め上げれば恭弥の膝がガクガクと揺れるのを感じた。



「玲っ……」


「イきたいか?」


「ぅ…ソコで喋るな、ぁ…!」



恭弥を見上げれば、漆黒の瞳は濡れ羽色に潤み、頬はほんのり朱みが差して。…そろそろ限界も近い様だ。



「…イかせてやる」


「あ、───っ!」



じゅる、と水音が響く程大きく花芯を吸い上げ、先端に軽く歯を立ててやれば、呆気無く限界を越えふるふると震えながら、恭弥自身は白濁の欲望を放った。



「あ、ぁ……」



放心したのか恭弥は虚ろな眼で唇半開きになり、ぼんやりと焦点が合わずただ何処か空間を見ている。




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