舌を入れてくるのでそれに応えてやりながら何も着ていない背中に手を這わせる。
「なに、誘ってくれてんの?」
雲雀は濡れた唇で妖艶に笑った。
「言わなきゃ分からないなんて、救いようがないね」
「はいはい、どうせ俺は救いようもない馬鹿だよ」
俺は傷に障らないように雲雀の体を抱え、寝室に向かった。
END
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