僕のむくむくライオンかばん
2013/05/05 13:33

よしだせんしゃの『伝染るんです』というまんがに

むくむくライオンかばん

というものが出てきます。


どっかの会社の応接室。会社員が向かい合って商談しています。
真面目な商談を続ける二人の会社員。

「それでは、こちらが新商品のパンフレットです」

会社員Aがそう言って、パンフレットを取り出したかばんが、カワイイむくむくライオンかばんなのです。

「こちらのスペック表のとおり、処理速度が前バージョンより格段に上昇しているのがおわかりになるかと思います」

「………」

むくむくライオンかばんに目が釘付けになる会社員B。

「もちろん操作性についても…」

「………」

会社員Bの視線に気付く会社員A。

「…僕のむくむくライオンかばんが何か?」

「いや…」


細部は忘れましたが、みたいな話です。



拍手で、新八は社会に適応できるのか、大丈夫なのか、というご心配のお声をいくつか頂きましたが、大丈夫です。
新八は多分、この会社員Aみたいに立派な社会人になるのです。

銀さんを持って歩き、資料や筆記用具を銀さんの懐から普通に出して商談するような会社員になるのです。
そして銀さんについて指摘されたら、

「僕のむくむく銀さんかばんが何か?」

とか言う会社員になるのです。
なんの心配もいりません。



就活中の方も大丈夫です。
内定を取られた暁には、是非、むくむく銀さんかばんを購入なさってください。
できる女は、むくむく銀さんかばんぐらいは携帯していて当たり前です。
「私のむくむく銀さんかばんが何か?」
と、上司・取引先にもはっきりと述べられるのが一人前の社会人というものです。

というか、私も欲しいです。銀さんかばん。
欲しくて仕方ない。
銀さんの体温で温もった資料とかで仕事できたら、オラ、永遠に家に帰れなくていい。

ちん師匠はエンドレス仕事とか、嫌すぎる呪いをかけないでください。
かけるなら、むくむく銀さんかばんを買ってください。お願いします。







絵にすると、より心配な感じが強まります
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