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「名前っち、名前っち!俺のダンク見て欲しいっス!すっげーカッコイイんスよ!」

「2点」

「名前っち、名前っち!この間渡した雑誌見たっスか!?特に、俺の好きなタイプの欄とか!」

「3点」

「名前っちーっ!えい、ボディータッチっス!!・・・っぶ!!」

「スコア取ってんだから静かにしてくれる?」


名前の腕をちょんと触った瞬間スコア板で顔を思いっきり叩かれた黄瀬。涙目になりながらも、やっと名前に振り向いてもらい嬉しそうな顔をしていた。


「名前!水もらっていいか?」

「あ、笠松。はい。」

「ちょ、ちょちょ!え!?あれ!?笠松先輩、女の子苦手だったスよね!?なんでそんなに仲よさげなんスか!!しかも呼び捨て!?」


「「黄瀬うるさい」」


「ひ、酷いっス!!」


笠松は基本的に女子が苦手で、会話もまともにできない。だがなぜか名前には平気だったらしい。


「あとテーピングもいいか?」

「はい。」

「サンキュー。あ、ちょっと手伝ってもらってもいいか?」

「ここ押さえとけばいい?」

「おお。」

「・・・・笠松先輩、羨ましいっス・・・!」

名前っちにテーピング手伝ってもらえるとか幸せすぎるじゃないっスか!!

「よし。サンキュー名前。」

「・・・!名前っち!お、俺もテーピングして欲しいっス!!」

「はい、画鋲。」

「え、あ、これで押さえるってことっスね!流石名前っち!ってひどぉ!!」

「で、どこ押さえときゃいいんだ?」

「いや、笠松先輩じゃなくて・・・!」


名前はどこから出したのか黄瀬に画鋲を渡し、次の練習試合のスコアを取る準備を始めた。



「黄瀬!次はお前の番だぞ!」

「はいっス!やーっときたっスね!・・・名前っちー!見ててくださいっスー!!」

試合形式の練習がやっと自分の番になり、黄瀬はコートに入った。
そして、スコアを取るであろう名前に向かって大きく手を振る。



「じゃ、私テーピングの在庫確認してくるから、スコア取るのお願いしていいかな?」

「はい!分かりました!」

「ありがとう。」


名前はスコア板を違うマネージャーの子に渡すと、さっき使っていたテーピングを手に取り部室に入って行った。



「名前っちー!!今のダンク見たっスかー!!!・・・っていない!?」

「黄瀬!お前は黙ってできないのかよ!!」

「ちょっ。痛いっスよ〜!!」

名前っちはいつの間にかいなくなってるし、笠松先輩には蹴られるし、さんざんっスよー!!
名前っちどこ行ったんスか!!
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