アイアイがムラムラ魔神過ぎてわりとどうしていいかわからないですフロウムぼくの部屋。

「こっち向いて」

びゃあああもうやだ!ほっぺにちゅっちゅっしないで、くすぐったいから。ぷにぷにしたくちびる。女の子みたいに潤ってるよう可愛いよう。リップクリーム、メンソレータムはすーすーして苦手だから、いちごのだもんね。やだアイアイ可愛い女子力高い!

「レイジ」
「うひゃおあ!」

女子力高いのに脇腹を弄る手付きは男子力マーックス!ぼくピーンチ!ソファの手すりに頭ぶつけた痛い。つまりはもう体をずりずり動かしながら逃げるのは無理って事だねどうする!どうなる!おしりが!ていそうが!
そんでもって首のとこちゅっちゅがぶうってされました!悲鳴も出るよ!アイドルの体をキズモノにするなんてだめっ、い、いたきもちよかったなんて全然思ってないからね、ないから、違うから、違う、ご無沙汰だからって10個も下の子に、なんて、あああわき腹実は弱いの知ってるの?親指でぐにぐにされたらもう…!

「ちょっと」
「アイアイのおさるさん!」
「あのさ」
「はっ、それじゃただほんとの事言っただけで悪口にならない!」
「ねぇ」

聞こえない聞きたくないアイアイはいつもぼくに可愛いだの大好きだの愛してるだの言って、ゆっくり溶かして、おかしくするんだもん。今のままでいさせて、お願い、ちゅーするだけで幸せだから、ほわわって気持ちがあったかくなってくるから、アイアイといつまでも一緒にいたいって思えるからあああ!エッチしたら終わっちゃいそうなの、やだ。今まで付き合ってきたオトコノヒトはみんな、最後はぼくのカラダに飽きていなくなっちゃったんだもん。やだやだ、いなくならないで、エッチしなくてもこんなに好きだよ、アイアイ、名前にアイがあるのにわかってないの可愛いけどちょっと困る。

「ボクはレイジを愛したいだけなんだけど、なに、愛されたくないの」

耳たぶを軽く噛みながらなんてこと言うのこの未成年は。愛は、いつだって、欲しい。出来ればアイアイからの。ほっぺむにむにされた。手入れされた指先はお人形さんみたい。痛くない絶妙な力具合で、むにむに。うわあああんすき!すき!すき!!心臓がばくばくし過ぎて目の前がアイアイの綺麗なブルーとこみ上げてきた恋のピンクでぐちゃぐちゃになって、あ、う、え、アイアイ、あのね。

「あ、愛されたい、です」

そう言ったぼくを見て、アイアイがすごくすごく嬉しそうに幸せそうに笑ったから、思わず勃起しました!すみません!





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