神宮寺の瞳を結晶化して取り出せば、あの美しいアクアブルーが一生自分の物になると確信していた。実際は違う。聖川の手の中に残されたそれは、酷く淀んだピンク色である。「彼の恋心の色だよ、最後に君を見たからね」科学者は無責任に言い放った。
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -