夢主で天ノ弱

私がずっと前から
思ってることを話そうか
同僚に戻れたら
これ以上はもう望まないさ
お前がそれでいいなら
私もそれで構わないさ
傍観者の私が吐いた
何にもならない独り言

今日はミッドガルで
魔晄炉が爆破されたんだ
昨日はニブルヘイムで
セフィロスが何か知ったみたい
別にお前の助けとか
必要となんかしていないさ
いやでもちょっと本当は
必要だったかもなんてね

ライフストリームみたいに廻る
私の思考はもうグルグルさ

この両手から
零れてしまう
数多の愛し命を
どうやって救おう?
限りの無い
時を刻む私には
出来ないの?

私がずっと前から
思ってることを話そうか
忘れたいはずなのに
記憶が居座り続けるんだ
私が知らないとこで
物語が進んでるんだ
私のこの気持ちは
いったい誰へのものなのか

私にはまだ分からず
処理する方法もないんだ

自分の心の底が
見えるまで待つからさ
だから一緒に待っていてくれないか?

進む世界と
止まった私の
開いていく距離は
どうやって埋めよう?
まだ素直に
言葉にできない私は
天性の“弱虫”だ

この両手から
零れてしまう
数多の愛し命を
救っていきたい
うまくできるか
まだ分かりはしないけど
やってみるよ

Dova e?
(どこにいるの?)





――――――
歌詞解釈について

だいたい、CC、BC時間軸で交友関係にあった人々を誰一人として救うことができなかったもどかしさ、哀しみなんかを描いたつもり。

全編を通して行方の分からない“お前”(=ヴィンセント)に向かって歌ったもの。

最後の部分のDova e?はイタリア語で、どこにいるの?という意味。
レイディアはイタリア生まれの設定のため。





――――――
あとがき

やっちまった感が半端ありません。
しかし、この曲の素直になれない感じが、ちょうど夢主とシンクロしたのでやりました。
実際に歌おうとすると、無理です。
リズム合いません。
本当にすみません。

こんなのをちょこちょこやるので、生暖かい気持ちで見てください。


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