花宮に電話で呼び出されて部室に来てみたら…。




↓誕プレ貰いました。

「へえマグカップ」
「てまりってこういう実用的な物の方が良いかなと思って」
「まあね」
「流石にアニメイトで行く度胸は無かったけど」
「寧ろ助かる」



「ザキがシュシュとか…」
「い、嫌なら捨てて良いからな!」
「いや、悪いとか思ってないから。髪伸びてきたからちょうど良かったっていうか」
「マジで!?良かった…」
「でも何でシュシュ?」
「……姉貴のアドバイス聞いて色々と考えた結果」



「てまちゃんおめでと〜。此れ新発売のチョコ」
「安っぽすぎる」
「清純からコギャルまで女子という女子が犇めき合っていたコーナーから選んだ俺の苦労を一言で片付けないでほしいんですけど〜」
「今想像したけど原が女子達を侍らしてるようにしか見えなかった」
「此れ誰かにあげちゃおっかなー」
「私が食べる」



「この日の為に大切に育てておいた誕生花の麦藁菊を押し花に栞にしてみた。花言葉は『不滅の愛』。花宮との関係性に一致し過ぎていて最初聞いた時どうしようかと思っていた。是非是からも花宮との変わらぬ愛を誓ってくれ。他にも…」
「重いわ!!栞スッゴい軽いのに重いわ!!」




↓下校中

「漫画ばっか読んでねえでちったあ本読めバァカ」
「いったいなあ ばぁか!」



「なんか知らんけど幸せ…かも」


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