髪型の問題。

男装したときあまりにもコラさんみが強くてドフィをビビらせてほしい。本人にも自覚があるのですごく苦しい。でもどうにもできんのや…!ドフィリスペクトして前髪あげるなり流すなりしたら良いんじゃないかな。それでも髪の長さ的にコラさん似だろうけど。

→ローくんと遭遇

背の高い男が歩いていた。
金の髪から覗く目は、赤。かの人との違いは、その口に煙草が咥えられていないこと、背筋がピンと伸ばされていること。
―それさえなければ、俺はそいつをコラさんであると認めてしまったかもしれない。

伸ばしかけた手を引っ込める。ふと、その男がこちらに視線をやり、ついで驚いたように目を丸くした。

「あれ、ローくん?」

赤い唇から発せられた声は、ずいぶん若い―少女の声。

「はっ?」

そこで俺は、そいつが彼女であることに気がついた。

(コラさんとの身長差1mぐらいあるけどアレだ、ローくんも幼かった頃の記憶だから)


→ドフィの所感

娘を男装させたら弟になった。

どういうことだ、と俺は事実に頭を抱える。そこは俺に似るべきだろう。どうして弟に似た。どう考えても原因は唯一、髪型のせいなのだが。

「あらー…。」

娘が化ける手伝いをしたベビー5も苦笑い。娘本人は髪をいじってどうにか現状を打破せんと努めているが、どうにもこうにも。

いや、これはつまり、俺とロシナンテは意外によく似た兄弟だったということだろう。だから娘が弟に似るのもおかしなことではない。髪の長さのこともあるわけだし。

「こう、前髪を…前髪を…!」

娘は鏡と睨み合っている。

(そもそも娘主が男装するってどういう状況)

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