スイートルーム！


オレの金では絶対に来れない、超高級ホテルの一泊うん十万、下手したら百万以上するかもしれない部屋がとってあった。そこに連れ込まれた。

今夜とか言っていたけど、まだ昼間じゃないか。

凄いキラキラな部屋だ〜寝室も何部屋もある〜とか、そんな気楽なことは思っていない。

まじ、３か月のインターバルが辛い。

３か月前は毎日のようにやっていたことなのに、今オレものすごい緊張している。

陸がムード出して、本当に甘い恋人みたいに扱ってくるから、まじ恥ずかしい。

本当に、周りに誰がいようが、まったく陸は遠慮しない。


ここスイートだから部屋までベルボーイさん？が案内してくれたんだけど、エレベーターの中でもベタベタというか、肩抱いて、久しぶりで我慢できそうもないとか言うから、もうベルボーイさんも、こいつら今からやりまくるんだろうとか、思ってたよ、絶対。

こういうところは可愛い女の子と来るのが夢だったのに。

ルームサービスを頼んでくれた陸に、お酒を飲まされて。

すごく高価っぽいの。オレたち未成年なんだけど、陸、２０以上に見えるしな。

お酒なんていいのか？って聞くと、誠が緊張しているみたいだから、緊張がほぐれる程度に酔ってくれって。

あれ？どっかで聞いた話だなー。

ああ、オレ７と同じパターンじゃないか？これ……流石同じ陸だ。考えることが一緒。

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