【寒天問屋】
店番
「店番くらいならできますで!」
「心配やわ……」
善次郎は――そうはいってもお里もいるし、大丈夫だろう――と和助に店番を頼んだ。奉公人の云うなりになっても、和助はにこにこと微笑んでいた。
「善次郎」
「へぇ。旦さん」
「いつもおおきに」
「――」
「あんさんが長生きして居ってくれたら、井川屋はこれからも安泰やなあ」
井川屋の売上少しアップ↑
旦さんの懐の深さアップ↑
善次郎の良心に大きな傷↓
♪
data
♪
main
♪
top
×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -