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2024/07/16 |
 「造形か……今のところ小学生の自由研究みたいなやつだね」 「思いつきばかりですね。もちろんクオリティも言わずもがなです」 「ま、まあ。ここから何かしら生まれる可能性も」 「圧迫されていくのは管理人の生活圏だけです。失うものがないならやらせましょう」 「君、最近やけに寛容だなあ。さては推されてちょっと嬉しい？」 「人目につくのは嫌です」ﾌﾟﾝｯ （まんざらでもない、のかな……まさかね） 1. こけしセネリオとこけしルフレ。乾かすのに5日、焼くのに30分  うしろ  2. 天使こけし  3. あと片割れは割れたのでラクガキ用にされた石粉粘土の小皿。なぜ焼き物が高いのか理解した  4. カラフルフレを作ろうとウキウキの夜だったのに、小麦粉粘土は自然に固まらないと知った朝（焼いてみる）  朝飯と共に焼かれたが割れてどうにもならず、色をつけて供養にまわされるルフレ（中身は継続保存）  昨夜は頭にバナナを乗っけていた。造形は惜しいので紙粘土で再挑戦したい   「あれ、粘土細工は僕先行？ 服も髪もめんどくさいと嘆いていたのに、めずらしい……」 「……」ﾊｧ... 「あっ、不満そうだね。さては僕を追い抜くのに躍起なんだろ！」 「ときどき僕の印を忘れるのが困るみたいです。無くていいのに……こんなもの……」 「『額の印が可愛い！』と家族に好評だそうだよ」 「……そう、ですか」 「あと何度訂正しても女の子だと思われている、とか」 「………………」 「そ、そのうち覚えてくれるって。た、たぶん」 |
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