罪悪感はあります。
しかし、俺は引き下がるつもりはないのです。

やっと見つけた、大切なものを。
必死になって欲しいと、
無い物ねだりをする子どものように
手が届かないと思うから一層、
欲しくてたまらなくなって、
馬鹿みたいに執着をし始める。

その時、かなり盲目で
周りのことなんて見えなくなりそうで
貴方のことさえ忘れてしまいそうで、
怖くなりました。




出会いは最悪だった。




でも、俺は貴方に恋焦がれ、
追いかけることに幸せを感じ、
捕まえて放したくないと…

罪悪感はあります。
しかし、俺は引き下がるつもりはないのです。

だってこんなにも
こんなにも俺は貴方が好きなのですから。




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