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「永太、どうして今まで言ってくれなったんだよ!」
「どうしてって言われても…その、俺からはそういったのは言わないほうがいいのかなって思っていて、だって、ケイのことだし」
「そっか…」
そうだよな。
ケイのことだし、永太が言うのも本当は変な話だよな。うん。
「でも、俺は嬉しいかな」
「え、なんで?」
永太は驚いた顔をして、そう言った。
俺は今なら話してもいいかなって思って言った。
「俺も、その、男の人好きだから…」
「侑、嘘!?」
「ごめんずっと言わなくて、隠していたつもりはなかったんだけど…」
「そんな、俺もそうだから」
「えー!?」
「みんな仲良し三人一緒だね!」
ああ、こんなに近くに仲間がいただなんて…
でも納得。
俺がケイと永太といて、一番よかったのは女の話をしないこと。
あの子は可愛いとか、スタイルいいとか、本当にそいうったのにはついていけないから。
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