6#それぞれ自己紹介して下さい

丹羽「丹羽永太。ぴちぴちの21歳です。こう見えても有名高校を首席で卒業しました。趣味は入浴剤を集めたりつかったりすることです。特技は…うん、だいたいのことはできます。不器用がたまに傷。それ、チャームポイントな俺ですが。見たまんまにか弱い美少年ですね。はい」
小池「え、あの、自己紹介ですか? どっちですれば…っていうか、今更、お堅い部長キャラするのもあれなんでこのままでいきますね。えと、小池正樹です。天然と言われやすいですが、天然ではないです。普通ですよね。俺。あ、で、趣味はいかにも潰れそうな店を巡ること、旅行、機械に触れること、あとは料理、あ、散歩も、それから、昼ドラとかサスペンスとか、うん、テレビ好きかも。あ、映画もいいよね…って語り過ぎた。すみません、多趣味です。特技は…特技かぁ…うん、特技ねぇ、うん、思いつかない。ないかもしれない。あれ、他に何を言えばいいんだろ? うーん、ま、これでよしとしといて」

7#では相方の自己紹介をかわりにして下さい

丹羽「小池正樹さん。42歳。普段は部長として、部長みたいに堅い人ぶっているけども、根っからの天然な、お人よしさん。で、俺の恋人です。恋人なんです」
小池「丹羽、そこはそんなに主張しなくても…」
丹羽「照れないでください。愛してます」
小池「…そういうわけではなくてね、丹羽」
丹羽「わかりました。ストレートな言い回し苦手なんですよね? でも、安心してください。そのうち、なれちゃいますよ。いえ、早くなれていただけるように、俺、頑張ります」
小池「何を?」
丹羽「あまいことばかり、言ってみようかなって、思います」
小池「ちょっ、仕事中とかは、絶対にやめてくれな」
丹羽「そう言われると、あえて、やりたくなりますよね」
小池「え?」
丹羽「なんでもないですよ。俺の自己紹介してください」
小池「あ、しまった。えと、丹羽永太くん。21歳。ここの、丹羽株式の会長の子どもで、三兄弟の真ん中の子。二男。えと、えと、その優しくて、素敵な人です。俺の恋人だったり、います、よ」
丹羽「そうですよ。らぶらぶです」
小池「はい、そう、です」






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