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73#二人の春といえば…

丹羽「入社式ですね。はじめて出会った桜の散る季節」
小池「あの頃はただの新入社員だったのにな。不思議」
丹羽「そうですね。本当に不思議です」

74#二人の夏といえば…

丹羽「海に行きたいです! 部長! 今年は海に行きませんか?」
小池「嫌だよ、海は塩辛いから」
丹羽「じゃあ、プールでもいいです!」
小池「あの、丹羽、俺は、実は、泳げない人なんだけど…」
丹羽「個人レッスンしてあげますよ!」
小池「ありがとう!」

75#二人の秋といえば…

小池「焼き芋だね!」
丹羽「否定できない自分が悲しい」
小池「え?」
丹羽「それでも貴方と一緒に焼き芋食べれるとか幸福なことですよね」

76#二人の冬といえば…

小池「クリスマスかな」
丹羽「お正月もあるよ? バレンタインデーも!」
小池「ありすぎて、特定できないなー」
丹羽「一番、ラブラブ度が増す季節です」
小池「あ、そんな風に言えばよかったんだ」

77#はいはい、そうですかぁ。見せつけないで下さいよっ!

小池「そっちがふってきておいて何を言うんですか?」
丹羽「部長、どうせならもっと見せつけてあげましょうよ!」
小池「こら、丹羽あ、ここで、は、駄目だから!」
丹羽「此処では、ですね。楽しみにしていますよ、アフターを」
小池「…負けた」

78#通販番組は楽しいよね?

小池「通販はいいよなー大好き!」
丹羽「キラキラした部長が見れるので、通販番組は嫌いじゃないですよ?」
小池「そんなに、俺、キラキラしている?」
丹羽「それはそれはね」

79#クイズは好き?

丹羽「俺は頭を使うのが好きじゃない。でも、部長は好きですよね」
小池「そうなんだよな。だって、面白いし!」

80#天然さんについて二人の意見を

丹羽「此処に生きています」
小池「丹羽、どうして、俺に人差し指を向けるんだ?」
丹羽「貴方の他に天然を表せるものはないので。そして、俺の天然への意見は、かわいいです部長限定だけど」
小池「素直に喜べない俺は…」
丹羽「天然な人は天然t言われたら怒るんですって」
小池「そんな、丹羽、俺って天然かな? 考えたこともないや」
丹羽「ぷっ」

81#迷子になったらどうしますか?

丹羽「ケイタイのナビ機能ですね」
小池「俺はとりあえず、感を信じてみる」
丹羽「感を信じて、変な道へ行かないで下さいね」
小池「だ、大丈夫だよ? きっと」
丹羽「きっととかそんな…、もしも、迷子になったら連絡ください」
小池「でも…」
丹羽「頼って下さい。俺、地理だけは詳しいので」
小池「ありがと」






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テーマ「人外ファンタジー」
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