26




「…っああ、ぁあん、あ」

「ここか?」

蓮見先生は僕の中に指を再び入れて、かき回した。

今度は、重点的に一ヵ所ばっかりさすってくる。


「やぁん、先生っ、やぁ、変っ」

ずっと痛かった中に、どうしようもない快感が走る。

おかしくなってしまいそうなくらい、気持ちよくて…

どうしたらいいのかわからない。


「や、や…っ」

「嘘はダメだよ、ここ、めちゃくちゃ、トロトロしてきたよ」

「ひゃぁん、あ」

前もジンジンとして、触ってもいないのに…どうして…

恥ずかしいよ…


「倉木、わかる、こっちの、俺の指を飲みこんでいこうとするよ…ひくひくしてる」

「…言わな、いでっ」

「どうして、言ったほうが、倉木、締め付けいいし、おいしそうな雫が増えるよ…」

「やぁん」

「ほら、ね、またここ濡らしてきた」

「だ、だめぇ…あぁ」

「何がダメなの?」


「…き、もち、よくてぁ、わかん、なっく、なるぅ」






[*前] | [次#]
目次に戻る→


第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -