24
「痛いよ…どうして、そんなこと…なんで…」
「…一つになりたい」
「ぇ?」
僕は切羽詰まった先生の顔に、その言葉の意味がわかった。
つまり、そういこと…
でも、でも、無理。
「そんな大きいの、入らないよ…」
僕は先生のそれに手を伸ばして言った。
「じゃあ、小さくして…」
「え?」
「倉木の手で、俺の、小さくしてほしいな…ほらこうやって」
僕の手の上から先生は自らをもて遊んだ。
「そう、そんな…っ感じで」
やがて、僕の手の上から自分の手を放すと先生は、瞳を細めながら、僕が先生のそこに触れるのを見つめていた。
僕は…だんだん、大きくなる先生のそれが嬉しくて、両手を使って、頑張った。
「…ん、くらぁきっ」
高い声。
僕は先生が僕のそこを口に含んでくれた時、気持ちよかったことを思い出して、先生のそこを口に入れた。
苦い…
大きくて、辛い。
けど、ね、嬉しかったんだ。
今、僕はここにいるんだって。
[*前] | [次#]
目次に戻る→