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「倉木、此処もぴんぴんじゃん」

「あ…やめ」

先生は僕の乳首に舌を這わした。

「ん、んんぁ」

「声、もっと出しなよ」

「いっあ」

僕は首を振って、やめて、と繰り返した。
頬を涙が伝った。

怖くてしかたない。

僕は知らない。こんな先生、知らない。


「いや、だっ」

怖い。怖い。怖かった。僕は馬鹿みたいに首を振った。

すると、蓮見先生はハッとしたような顔をして、僕を抑えつけていた手を放した。

そしてバツの悪い顔をして「悪い」と一言漏らした。

その言葉があまりにも切なくて、僕は何も言えなかった。

「今日は家まで送る」

先生はそう言うと、僕のズボンと下着を拾って、くれた。

僕は首を振った。

家に送ってもらうのは避けたい。


「そうか、悪かった」

震えながら、先生はそれだけ言うと、保健室を後にいた。

一人ぼっちになった僕は、近くにあったトイレットペーパーで、白い液体を拭いた。
おしっこってこんなにも白くてねばついていたっけ?


――――あ!

僕は思い出した。これは、そう、これは、
え、ということは、俺、先生とエッチなことしたってこと?

僕は考えた。だけど、わからなかった。

教科書でしか、ついてない知識だから。
よく、わからない。

ただ一つわかることは……






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