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「真城、それ食べたら、一緒に、外にいかないか」

「ああ、ちょっと待て。すぐに食べるから」


真城は決して、授業はどうするんだよとかは言わなかった。

俺も真城も、授業なんて適当だった。


そういえば昔、両親に俺が授業に出ない時とかあるとばれた時は怒られた。


でも、兄さんがそれは間違いだと言って、
くれた。


何を根拠にしたのかはわからないが、

俺たちの演技もあって、


俺は真城をはじめ、
このグループにいじめられていることになっているみたいだ。

ま、兄さんだけの勘違いだけど。



「そういえば」

俺は真城にありがとうと言った。


すると、真城は

「急に気持ち悪い」

と言った。






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