「でも、俺ももういい年になったもんだな…」


「安心して、歳をとってもちゃんとあなたは可愛いから!」


「……あ、ああ、うん」


急に真剣な顔になる真島に俺は驚いた。
何処がって聞いたらきっと怒られてしまうんだろうな…

もう俺おじいちゃんだぞ。



「あ」


開いていた窓から桜の花びらが舞ってきた。
そして、俺のベットの横にある二つの写真立ての上に落ちた。


一つは真島と映っている写真。

もうひとつは孝吉と映っている写真。






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テーマ「人外ファンタジー」
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