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「…、いやぁだ!」
………あれ?
あれれ?
なんだ、
夢。
どこから?
え?
ここはどこ?
ここは……
天野くん!?
え、なんで天野くんがすぐそこで寝ているの?
え、なんで、なんで?
夢なのかな…?
久しぶりにお父さんにあって、殴りかかったのは…
だったらいいな、天野くんとかみんないたから、夢だといいな。
迷惑掛けたくないし。
うん。
でも、じゃあ、羽場くんの話も夢?
あれは本当にあったこと?
わからない。
今度会ったら聞こう…失礼になるけど、うやむやにするよりはいいかな。
「いっ」
僕は見知らぬベットから立ち上がる。
その時におなかが痛んだ。
お父さんに殴られたところ…だ。
じゃあ、これは夢じゃないのかも、しれない。
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