「いいよ、ありがとう」

俺は快く、二人の入部を認めた。
これで五人そろったことになる。

呆気ないなと思った。

だけど、これでいいんだと思った。


早く、しないと、時間がないんだ。
だって、もう少ししたら、進路で忙しくなってしまうだろう。

俺たち。

だから、今、やりたんだ。


出来る限りすぐに。


「市原、待ってろ。楽しい部活にするからな!」


君の笑顔が見たくて。
君のために何かしたくて。
俺はここで、はじめたんだ。

頑張るよ。

もう、校長のオッケーさえもらえたら、完璧だから、


次は、校長を脅すネタについて考えよう。






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