こころから
逃げていても解決しないし、
もう、俺の心は決まっているんだし、
いいんじゃないのかな。
君といたいんだずっと。
不安になるだなんて、違う。
今、此処にある幸せに気がつかなければ、人生楽しくない。
楽しく生きていきたいじゃないか。
だから、決めたんだ。
どう思われてもいい。このままじゃ、いけない
「ただいま」
俺が自宅に帰ると、ケイが追い詰めたような顔をして、そこにいた。
俺は「楽しむことを学びなさい」と冗談めかして言った。
ケイはただ沈んだ顔をして、ごめんなさい、と言った。
俺は何の事だかわからずに「何が?」と聞いた。
すると、ケイはものすごい形相をして、俺に覆いかぶさってきた。
ただ一言。
「これくらいどってことない?」
と。
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