9
俺はしばらくむせていた。
上手いこと、酸素を取り込めていない気さえする。
「色っぽい」
「は?」
ちょ、まて、ケイくん。
なんだろうね。
その目つき。
真剣に、やめてほしい。
「お、俺にそんな気はないっ」
「大丈夫。優しくするから」
「そう言う問題じゃない!」
「……」
「ちょ、なんか言えよ!」
「好きだから」
「え?」
「本気だから」
「ちょ、やめ…」
俺はケイの好き勝手にされた。
あえて、何がどうとかは語らない。
言いたくない。
とういうか、今さらだが、この物語は年齢制限をしてなかったことに、気がついた作者が躊躇したからとかそんなわけではない。
だから、18禁でそこだけを書いてくれとか、リクとかはしないでくれよ。と、いちお言っておく。
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