ケイは沈んでいる俺に、近づいてきて、


「する?」


と、一言、囁いた。



「いい。俺、ガキに興味ないし。そんな気分じゃない」


ごめんなさい。
と、心の中で、謝った。


誰に、

何を、

かは、わからないけど、
とてつもなく今までの行いを恥じてみた。


でも、俺さ、男だもの。

欲望はどこかへださないと、大切な君を困らせてしまうかもしれなくて。

俺は、小池をぐちゃぐちゃに犯したい。

そう思うと同時に、

どろどろになるくらいに大切にしたいと思っていたんだ。


だから、ぐちゃぐちゃになるくらい、
君に似た誰かを犯した。

その反面、君のことを大切にしてきた。



罰があたったんだ。

だってさ、こんなにも最低なことを繰り返してきたのだから、

あんなの見る羽目になったんだ。





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