おまけ




「・・・何故そんなにびしょ濡れなのかと問うたほうが良いですか?」

「いや、涼しかったんですよ、海の中」

「ああ、思ったより涼しかった。飛び込んだのは正解だった」

「ええ、まあ、そんなことだろうと思いました。それで?まさかその格好のままアテネを通って、ここまで戻ってきたんですか?」

「さすがにテレポーテーションを使った」

「賢明な判断ですね。さあ、どうぞ入ってください。タオルくらいならお貸ししましょう」

「ありがとうございます、ムウさん!」

「・・・なまえはシャワーを使っても良いですよ」

「なまえは人馬宮のを使うから大丈夫だ!!」

「そこまでこの濡れた格好でなまえを歩かせるつもりですか?風邪をひいたらどうするのです、アイオロス」

「・・・」

「や、あの・・・、私教皇宮の部屋のを使うので大丈夫ですよ」

「・・・・・そうか」

「・・・・・そうですか」

「え、私なにか失言しましたか」











「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -