ネタ | ナノ
140字創作No.5
月を散らす波、星空、地平線に浮かぶ漁火。波音が響く中、彼女は防波堤に寄り添うように膝を抱えて座っていた。「ほら」チョコレートを差し出すと彼女のお腹が鳴った。「何でわかったの?データ?何%だった」「確率に頼らずともわかる」お前のことが好きだからな。振り向いた彼女の頬には、一滴の涙。
2012/11/21 00:24
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