ネタ | ナノ

140字創作No.3

時計は5時半を指していた。しまった!飛び起きて玄関に走ると彼は既に靴を履いているところだった。「起こしたか」「ごめん、食事の準備もできなくて」「朝食はこれでいいぜよ」ぐっと顔が近づいて噛み付くように口付けされたのがわかる。「ごちそーさん」ぺろりと出した彼の舌はコーヒーの味がした。

2012/11/16 15:24
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