ネタ | ナノ

140字創作No.10

残業を終えて家に着いたころには午前0時を回っていた。闇に手を伸ばして玄関の電気のスイッチを探していると、明かりがついた。「おかえり」彼女が冷えたビールを差し出していた。「寝ていれば良いものを」「だって」「全く貴女という人は」汗の不快感も労働の疲れも、彼女の存在が全て消してくれる。
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木手

2013/03/14 02:07
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